カバチタレ!(17)

金田は、坂本が入院している間、坂本の経営するもみじ行政書士事務所を任されることになった。
応援として田村も出向することに。
ある日、田村のもとへ高校時代の友人の原下公太郎がやってきた。
原下の父親の経営する自動車整備工場は、得意先のカンバツタクシーからペーパー車検を強要され、これを拒否したために仕事を切られてしまった。
倒産の危機を迎えた原下・父は最後の手段として運輸局にカンバツタクシーとの一件を記した内部告発書を送った。
文書は総務部を経て、やっと担当部署へ届いたが……。
いせえびクリーニングの海老原社長が不渡りを出して夜逃げした。
夕暮電機は海老原の売掛金を回収しようとするが、工場は浦筋企画と名乗る怪しげな連中に占有されていた。
海老原の債権をめぐり大野事務所と浦筋企画が、法テクを駆使した頭脳戦で火花を散らす。
夕暮電機の取引先・いせえびクリーニングが夜逃げした。
いせえびの工場は裏業者・浦筋企画に占有され、売掛金の回収が出来ない。
倒産の危機を迎えた夕暮電機は大野事務所へ回収を依頼するが、浦筋企画は、そうやすやすとは立ち退かない。
そこで大野は夕暮に、浦筋を夕暮電機の役員として迎え入れさせた。
大野のワナとも知らず、専務の座を手にした浦筋は、真夜中に商品を仕入れ、裏業者にさばき始めるが、その現場を夕暮に押さえられた!女手ひとつで子ども2人を育てるバツイチの新間は、パート先が潰れたことで、生活費にも困る事態に。
心細さから付き合いだした男に入れ込み、新間は次第に子育てをなおざりにしてゆく。
新間と子どもたちの生活を守るため田村に何ができるのか。
そして補助者として田村最後の大一番。
多重債務者をカモにする悪徳弁護士・鷲塚を相手に田村はどこまでわたりあえるのか。
法テク漫画の完全決定版、これにてひとまず完結。
娘・清音(きよね)に託されたという浦上又三衛門(うらがみまたざえもん)の財宝を狙っていた久留須(くるす)が、行方不明の清音を捜すために島の女たちを連れ去っていたのだった!! そしてついに清音が捕らわれてしまい、久留須の真の目的が明らかになる……!!続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60017903